柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師・鍼灸師の
求人・転職ならスリーサイズでみつかる。

お気に入り求人
お問い合せ電話番号:0120-38-43-38

業界ニュース

今年度から実施!「柔整師養成施設のカリキュラム追加」について

厚生労働省が設置した「柔道整復師学校養成施設カリキュラム等改善検討会」(以下検討会)の報告内容に基づき、今春から柔道整復師養成施設のカリキュラムが追加されます。

この改正は、平成30年4月以降の入学者が対象となります。業界全体に関わる動きのひとつなので、現役生の方や、現在就業中の柔道整復師の方も、内容を把握しておきましょう。

 

改正の概要

柔道整復師養成施設の教育内容については、文部省・厚生労働省の定めた「柔道整復師学校養成施設指定規則」(以下指定規則)で規定されています。

平成12年に、指定規則に対する見直しが行われ、それ以降に大きな改正は行われませんでしたが、その間に柔道整復師を取り巻く環境は変化してきました。

柔道整復師数の増加、スポーツ・介護など活躍現場の広がり、療養費の不正受給など、業界が内包する問題や、時流の変化が起こり、それに合わせた指定規則の見直しを求める声が上がって、検討会が設置されました。

検討会は平成27年に活動を始め、5回にわたる議論と検討の末、最終報告を提出し、その内容をもとに平成29年3月付けで規則改正の省令が全国の養成施設に通知されました。

 

何が変わる?

この改正により、養成施設におけるカリキュラムが11項目にわたって追加され、総単位数が現行の「85単位以上」から「99単位以上」に引き上げられます。

追加されるカリキュラムは以下の通りです。

(1)高齢者の生理学的特徴・変化(専門基礎分野)・・・1単位15時間
(2)競技者の生理学的特徴・変化(専門基礎分野)・・・1単位15時間
(3)柔道整復術の適応(専門基礎分野)・・・2単位30時間
(4)職業倫理(専門基礎分野)・・・1単位15時間
(5)社会保障制度(専門基礎分野)・・・1単位15時間
(6)外傷の保存療法(専門分野)・・・1単位15時間
(7)物理療法機器等の取扱い(専門分野)・・・1単位15時間
(8)柔道整復術適応の臨床的判定(専門分野)・・・2単位 30時間
(9)高齢者の外傷予防(専門分野)・・・1単位15時間
(10)競技者の外傷予防(専門分野)・・・1単位15時間
(11)臨床実習(専門分野)・・・3単位135時間
※上記追加カリキュラムの中には、既存のものが部分的に含まれていることから、重複するものとして1単位45時間が削減されます。

また、今まで規定されていなかった最低履修時間も、今後は「2,750時間以上」と設定されます。これにより、養成施設間での格差を是正するのが目的です。

さらに、臨床実習のあり方や、専任教師の配置・要件、通信教育等の活用といった点も今回の改正で同時に見直しが行われ、上記と合わせて通知されています。

 

改正の影響は?

今回の改正に対する養成施設の反応は様々です。カリキュラム追加と最低履修時間に対応するため、授業時間の変更や土曜授業の新規開講を発表している養成施設もあります。

また、改正内容には教員数の増員という項目もあり、それに対応するため養成施設側の負担も発生しています。

これらをクリアするため、学費の増額を公表している養成施設もあり、学生に金額的負担が発生する場合があります。

改正の実施により、教育内容がより充実した方向に向かうこと自体は歓迎すべきですが、それにより「資格を取得するのが大変」というネガティブなイメージを持たれたり、経営上の問題で施設数が減ったりすると、柔道整復師の数も減少傾向となる可能性があります。

養成施設や学生だけに関わることとして考えるのではなく、業界全体に影響があることだと捉え、柔道整復師のイメージアップを図ることも大切です。

転職・就活情報を毎日更新中
就職を全力サポートするサイト
まずは会員登録(無料)へ → 登録はこちら

優先登録はこちらから
柔道整復師・按摩マッサージ指圧師・鍼灸師の求人情報ならスリーサイズで見つかる!
フェイスブック
ツイッター