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新学期に目立つ、子どもの「足が痛い」治療。これって成長痛?

新学期になってしばらく経つと、「足が痛い」と訴える子どもが増えてきます。いわゆる「成長痛」です。

しかし、「成長痛」という言葉は広く使われている反面、明確な定義はされていません。一般的にはどのような症状を指しているのでしょうか。

 

医学的な言葉ではない

一般に「成長痛」と呼ばれているものは、幼児期から未就学(2才~6才頃)の子どもにしばしば起きる、体の痛みです。

正式な医学用語ではなく、誤解を招きやすい言葉ですが、ここでは便宜上「成長痛」という言葉をそのまま使います。

成長痛は主に足に生じることが多く、痛みが10代半ばまで続いたり、ある程度大きくなって突然痛みが現出したりすることもあります。

施術所や医療機関を受診しても、骨や筋肉などには大きな問題がみられず、原因がはっきりしない、しかし子どもは「痛い」と訴えている、そんな症状も一般に「成長痛」と呼ばれています。

この症状は季節を問わず子どもたちに見られますが、新学期を過ぎてしばらく経った頃に、受診する子どもが増えるという報告もあります。

 

考えられる原因は?

成長痛の原因として、様々な可能性が考えられていますが、主に身体的な問題から起きるものと、精神的な問題から起こるものの2つに分けられます。

「身体的な問題」とは、体が発達途上段階にある子どもが激しい運動や遊びをした後に、回復期の倦怠感を「痛い」と表現するような場合です。

また、成長や運動に伴って、骨や軟骨、腱などに炎症が起きて痛みを伴っているというケースも考えられます。

「精神的な問題」は、環境の変化や何らかのストレス、「親にかまって欲しい」といった欲求に関連する小児独特の不調など、心が不安定になった時に現出する痛みです。

新学期が始まった際に症状が発生した子どもの場合、以下のような変化に対する心身の不調ということも考えられます。

・入園や進学、進級など教育環境の変化
・引っ越しや親の就業など家庭環境の変化
・新しく習いごとを始めた、など本人の変化

こういった、症状の背景にある要因も、保護者へのヒアリングなどを経て総合的に判断する必要があります。

 

自然に治癒するケースもある

痛みが「心因性」の場合は、その根本原因が解消した時点で、痛みも和らぎ、いつの間にか消えてしまいます。

また、自宅で親がマッサージを繰り返しているうちに、いつの間にか痛みを訴えなくなったということもあります。これはスキンシップによって、子どもの精神状態が安定したことに起因するものと考えられます。

体の発達が運動内容に追いついていない場合の痛みは、成長と共に痛みが無くなったり、体力に合わせて運動量を調節することで痛みが緩和されたりします。

逆に、原因が消えないために痛みが続く場合、「なぜ治療を続けても治らないのか」と親は不安になり、施術方法が間違っていないかなどと考える場合もあります。

子どもの状態を心配する親の心理は当然のことなので、こういったケースに対応する場合には、考えられる原因をきちんと伝え、どのように治療を進めていくかというプランも共有しておくようにしましょう。

 

見逃すと危険な場合も

「成長痛」の症状では、膝の痛みが多く見られますが、子どもの膝のトラブルは、オスグッド・シュラッター症候群や、膝蓋骨とその周辺の問題など、いわゆる「スポーツ障害」の可能性も孕んでいます。

これらは身体の成長に関わらず発生するものであり、的確な治療が必要です。同時に子どもの活動状況や環境についても、悪化を防ぐためのアドバイスが欠かせません。

やっかいなのは「以前は心因性の痛みだったが、新学期に入ってスポーツを始め、体に負荷がかかったために痛みが生じている」というようなケースで、痛みそのものは連続していますが、原因は全く異なります。

症状や痛みの大きさは様々であり、場合によっては整形外科など医療機関との連携も必要です。

「成長痛」という便利な言葉に振り回されないよう、あらゆる可能性を考慮した上で、子どもの「痛み」と向き合いましょう。

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