柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師・鍼灸師の
求人・転職ならスリーサイズでみつかる。

お気に入り求人
お問い合せ電話番号:0120-38-43-38

業界ニュース

「亜急性の取扱い」「患者の本人確認」などが大筋で決定へ

平成30年4月23日、社会保障審議会医療保険部会・柔道整復療養費検討専門委員会(以下、委員会)が開催されました。

委員会は、保険者の代表6名、柔道整復師団体の代表5名、及び有識者4名をまじえ、遠藤久夫氏(国立社会保障・人口問題研究所所長)を座長として執り行われました。

この委員会において、以前から議論の的だった「亜急性」の定義問題や「施術内容の本人確認」について今後の方向性が決まり、療養費の改定についても確認が行われました。以下が概要です。

 

「亜急性」の取扱いについて

「亜急性」という言葉については、外傷の経緯を「急性」「亜急性」「慢性」の3つに分類し、急性及び亜急性のものは柔道整復師の施術対象になると考えられているもので、これは厚生労働省の通知にも表記されていました。

しかし医師の側では解釈が異なるため、この言葉をどう取扱うかということが論争の的になっていました。

今回の委員会において、療養費の支給対象を明確化するために「亜急性」という言葉を通知から削除し、以下のような内容に変更することが合意されました(厚労省のホームページより抜粋)。

<改定前>
第1 通則 5
療養費の支給対象となる負傷は、急性又は亜急性の外傷性の骨折、脱臼、打撲及び捻挫であり、内科的原因による疾患は含まれないこと。
なお、急性又は亜急性の介達外力による筋、腱の断裂(いわゆる肉ばなれをいい、挫傷を伴う場合もある)については、第5の3の(5)により算定して差し支えないこと。

<改定後>
第1 通則 5
療養費の支給対象となる負傷は、外傷性が明らかな骨折、脱臼、打撲及び捻挫であり、内科的原因による疾患は含まれないこと。
なお、介達外力による筋、腱の断裂(いわゆる肉ばなれをいい、挫傷を伴う場合もある)については、第5の3の(5)により算定して差し支えないこと。
また、外傷性とは、関節等の可動域を超えた捻れや外力によって身体の組織が損傷を受けた状態を示すものであり、いずれの負傷も、身体の組織の損傷の状態が慢性に至っていないものであること。
(注) 負傷の原因は、いつ、どこで、どうして負傷したかを施術録に記載しなければならないこと。

 

施術内容の本人確認について

かねてより、施術者の不正請求問題において、療養費の請求内容を患者が把握できていない点が不正の発生原因の一つだという指摘がありました。

この問題についても委員会において、保険者側と柔道整復師団体側で議論されましたが、双方の主張が食い違う顛末となりました。

最終的には、厚生労働省側の肝煎りにより、施術内容の本人確認は実施する前提で、2019年度の実施に向けてさらに議論を進めていくという結論に達しました。

また、上記と同時に、療養費支給申請書の負傷原因記入について、現在の3部位目からの記入を、1部位目からの記入に変更することも、今後の検討内容に加えることになりました。

 

療養費の改定率について

既に施行済の診療報酬改定に続き、柔道整復療養費改定についても通知がされました。

従来の改定の際、療養費の改定率は診療報酬改定率の50%が基準となっていましたが、今回も同様で、医科の診療報酬改定率0.63%に対して0.32%が柔道整復療養費の改定率となりました。

改定の具体的な内容は以下の通りです。

●再検料・・・[現]320円 → [改]400円
●柔道整復運動後療料(骨折・不全骨折・脱臼)・・・[現]なし → [改]310 円(※新設)
●金属副子等加算(大型)・・・[現]1,030円 → [改]950円
●金属副子等加算(中型)・・・[現]910円 → [改]950円
●金属副子等加算(小型)・・・[現]680円 → [改]950円

※柔道整復運動後療料について
・運動機能の回復を目的とした各種運動により、1回20分程度、柔道整復の一環としての運動による後療を実施した場合に算定。
・1週間に1回程度、1か月(歴月)に5回を限度とし、後療料の加算として算定。

上記療養費改定については、平成30年6月1日から施行されます。詳細については厚生労働省のホームページに記載されているので、そちらも確認の上、内容を把握しておきましょう。

優先登録はこちらから
柔道整復師・按摩マッサージ指圧師・鍼灸師の求人情報ならスリーサイズで見つかる!
フェイスブック
ツイッター